俺様野郎とパシリなあたし






―――――――――…★


「……ちゃんっ」


誰かの呼ぶ声が聞こえる。


「…あーちゃん!」


「ん~…うるさいなぁっ!」


――――バキッ!


「いってぇ!!」


誰かの悲痛な声。


手に伝わる感覚。


「え…あれ?」


すべてに疑問を感じて、目をパッチリと開いたあたし。


そんなあたしの目に飛び込んできたのは、痛さに顔を歪ませる、優悟の姿だった。