「なに言ってんだよ明菜。もう着くぞ?」 この男は、どんだけ地獄耳なんだ?…と、疑いたくなるほど、びっくりした。 そう、蓮の言葉通りもうすぐ着いてしまうんだ… ……蓮と優悟の地元に。 何で?と聞かれても、あたし自身が理解できていないのだから、説明のしようがない。 「うわっ!久しぶりの海だ!!ビキニギャルだらけ!」 テンションの上がった優悟にため息をつきながら、あたしの意識は遠くなっていった。