俺様野郎とパシリなあたし







あたし、何で助かったんだ?


視界も暗くて何も見えないし、何より温かい、おかしな感覚。


それに、鼻をくすぐる甘い香水の香り…。


この甘ったるい香水は…間違いない、蓮の香り。


あたしきっと今、蓮の布団の中にいる。


香水と、あたしを抱きしめる感覚と、ちょっと強引な感じ、全てが揃った瞬間。


…そう、直感してしまった。


と、同時に自分でも分かってしまうほど、あたしの顔は真っ赤に染まった。