俺様野郎とパシリなあたし







確かに、どこに隠れたらいいなんて、すぐに思い付いたりしない。


「やべぇよ、もう10秒くらいで来るって!」


さっきまで穏やかな空気が流れていた室内は、一気にパニック状態。


「もう、ここでいいや!」


…え!?


自棄になったような声が響いたかと思えば、そこにいたちいちゃんはもういない。


多分、後ろにあったクローゼットにでも隠れたんだろう。


…置いてかないでよー!