俺様野郎とパシリなあたし







夏休み、か…


「俺は帰る」


声がしたほうを見ると、蓮が二本目のイチゴミルクを開けていた。


…蓮とイチゴミルクって、似合わない。


喉まで出かかった言葉を、焦って止める。


ちいちゃんの質問に、皆夏休みの間は、自分の家で過ごすみたいだ。


「あーちゃんは?」


「え、あたし?」


優悟の声に、思わずあたしは言葉を詰まらせた。