蓮が力任せにジュースを引っ張ったかと思えば、嫌な予感のする音が辺りに響いた。 「うっわ…」 見ると、自販機の蓋は、見事に外れてしまっている。 「ほらな?俺の手にかかれば、ざっとこんなもん……」 「バッカじゃないの?」 あたしは蓮の手からジュースを奪うと、元来た廊下を戻ろうとした……が。 グイッ――――。