俺様野郎とパシリなあたし





まあ、蓮ほどでもないんだけど。


「あ、そうだ」


思い出したかのように、ちいちゃんの腕が止まる。


「なに?」


「トモが、さっき部屋に来いって言ってたよ」


…へ?


そ、それは…蓮と優悟とトモが泊まることになっている部屋ですか?


「そうだよ」


思わず心の内が言葉に出てしまっていたのか、ちいちゃんが冷静に答えた。