「ちゃんと聞いてよ!」 「聞いてる、聞いてる」 ドライヤーで髪を乾かしながら、適当に答えるちいちゃん。 …絶対聞いてないじゃん。 そんなちいちゃんに、あたしの唇が尖っていく。 「もう、ちいちゃんモテモテなんだからね!知らないよ!」 ベットの上であぐらをかきながら、プイッとそっぽを向いた。 …その途端。 急に温かい風が顔にかかって、思わず目を閉じた。