俺様野郎とパシリなあたし







「ほら、見てみ?たんこぶ!」


「うわっ!ホントだ」


トモの頭を触りながら、ちいちゃんが目を丸くした。


「いってぇな!強く押すなよ」


「だって〜。中々こんな大きいこぶなんて、触る機会ないんだもん!」


二人のやり取りに、その場に笑いが起こる。


だけどあたしは…


ただ痛む頭を、押さえる事しか出来なかった。