またも、視線がぐーんと集まる。 あぁ、もうやだ。 「優悟の席あっちでしょ!」 いつの間にやら隣に座っている優悟に、空いてる席を指差しながら言った。 その隣では、加山くんが気まずそうに立っている。 そう、優悟が加山くんの席を奪ってしまったのだ。 「ほら、あっちの席行っといで?」 肩をポンッと軽く叩くと、窓際に一つ開いてる席に目を向けた優悟。