俺様野郎とパシリなあたし







「ふふーん♪」


なんて、鼻歌を歌いながら冷蔵庫を開ける。


だけどその瞬間、あたしの表情が固まった。


「ははは…。」


鼻歌から苦笑いに変わって。


そして冷や汗が流れ出す。


「明菜?」


あたしの異変に気がついた蓮は、ベットから降りて近づいて来る。


そして、あたしと同様、冷蔵庫を覗いた蓮の表情は固まった。