そして、委員長の方を向くと… 「こいつ寮に連れてく」と、一言だけ残して、部屋を出た。 当然、蓮に掴まれたままのあたしも一緒に出ないといけないわけで…。 「えぇー―。ウチ、もうちょっとここにおりたいわぁ」 なぜか関西弁を発するあたしに、蓮は呆れ顔。 店から出ると、初夏の涼しい夜風が頬を撫でた。 蓮に手を握られ歩く夜道は、何だかキラキラして見えた。