蓮の手の平で光るティアラが綺麗で、目が奪われそう。 何事もなかったかのように、いつもと変わらない蓮。 …もしかして蓮って、本当のバカ? そう、感じてしまった。 だって、いつもと変わらないんだもん。 もしかして、あたしと気まずい雰囲気だったのも、もう忘れてるわけ? ……ありえない。 いや、蓮だったら有り得るかもしれない。