俺様野郎とパシリなあたし







―――――――――…☆


「凄い…」


体育館に着いた瞬間。


あたしは息を飲んだ。


こ、こんなの、勝てるわけないじゃんかぁ!


叫びたくなるのも無理ないくらい、きらびやかな光景が目をちらつかせる。


着飾った女の子達が、綺麗で眩しい。


「こんなとこにいるだけで、惨めな気分になっちゃうよ…」


「待ちな」


逃げ出そうとしたあたしの手を、ちいちゃんが掴んだ。