俺様野郎とパシリなあたし







……声デカすぎだよ。


「ほら!自分でも見てみな!」


耳を押さえるあたしの前に鏡が差し出されて、そこに姿が映された。


「うそ…」


これ、あたし?


鏡に映る自分の姿に、言葉を失う。


衝撃的って言うのは、こんな時に使うのだろうか。


「男子達、こりゃ鼻血出さずにはいれないね」


楽しそうに、あたしを見ながら頷くちいちゃんに。


「こ…こんなメイク、あたしなんかがして、おかしくない!?」


頭を抱えて、SOSの視線を向けるあたし。