俺様野郎とパシリなあたし







カラフルな特攻服を着た彼らに、そうツッコミたくなった。


普通ヤンキーなら「あぁ?てめぇ何ぶつかってんだよ!」


……とかなっても、おかしくない筈なのに。


この人達は違うらしい。


「ねぇ!それってなんかの衣装?」


「えっ…?」


あたしの腕を掴んだ金髪の彼は、顔を近づけ聞いてきた。


顔…近い……


「し、白雪姫です」


程よい距離を保ちながら、そう返した。