俺様野郎とパシリなあたし

た…確かに。


って…！！


納得してる場合じゃないっ！


「意味分かんないっ！」


「うっせ。…あ！そうだ。」


こ、今度はなに？


なぜか、ひらめいたような表情を見せた蓮はあたしの方に振り向く。


その視線にビクッと肩を震わせた。


何か嫌な予感がして仕方ない。


「今日から明奈、俺のパシリな。」


パシリ…？


おもわず蓮の言った言葉に息を飲む。