あたしはプクッと頬を膨らす。 「何よ鈍感って。あたしは鈍感なんかじゃない」 だって鈍感って、何も気づかないような、バカとかボケてるって意味じゃん? あたしはそんなんじゃないよ。 ……と、こんなふうに思っていた。 だけど三人はそんなあたしを見て、またも笑いだした。 「あはははっ!明菜が鈍感じゃ無かったらどうなんだよ」 トモがあたしを指差した。