暢気に考えるあたしに、彼の顔が青ざめていく。 蓮達三人は“いつもの事だ”と言うかのように、まるで興味が無いようだった。 「…始まったよ、明菜の得意技が」 トモがそう言うと、蓮とちいちゃんが笑った。 あたしはそのわけが分からず、加山くんに視線を戻す。 すると彼の顔は赤みを取り戻していた。