そりゃ、はやとちりしたあたしも悪いけど… でも“ワガママな姫”なんて言われたら、誰だって勘違いしちゃう。 「ったく、いつもは鈍感なのに、何でそんな事は気になったんだよ。…っつても、間違ってるけど」 蓮の言葉に頬を膨らせた。 「じゃあ聞くけど、ワガママな姫って誰?」 なぜかそれだけが気になった。 彼女じゃなかったら誰? そう、渦巻く心の中、蓮はさらりと言った。 「あぁ、俺の妹」