彼女いる蓮の背中なんか…乗れない! ………と、そうは思ったけど、蓮におぶってもらわないと帰れない。 「…わかった」 あたしはそう呟くと、蓮の背中に乗った。 ここから歩いて寮まで帰るだけなんだけど、やっぱり目だってしまう。 駅を出て、寮までの道を歩く。 オレンジ色の夕日が綺麗で、蓮の顔も染まってた。 「ったく、お前普通はああいう時、男に助け求めるだろ?」 「え?」 ……ああいう時?