プイっと顔を背けて、先のホームを歩いた。 「おい待てよ」 そう言われても、待つ気なんて更々ない。 でも悔しい事に、蓮の長い脚とあたしの短い脚じゃ、既に結果は見えている。 …何なのよ、この無駄に長い脚は! すぐに追い付かれてしまって、隣に蓮が並んだ。 「俺に勝とうなんて、100万年早いんだよ」 笑ってあたしを覗く蓮。 ……殴っても良いですか?