あの時も、蓮が自分を名乗ると、先輩達は表情を変えて逃げていった。 「まさか、東の銀龍……?」 ヤンキーが呟いた声に、蓮が「あぁ」と答えると、男達が一歩後ずさった。 「い、行こうぜ」 そして、ボスらしき奴が言ったその声で、ヤンキー達は人込みに消えてしまった。 「なんだったの…?」 あまりにもカッコ悪い姿に、ヤンキーだということを忘れてしまいそうだ。