“キミは俺のモノだ”なんて どうしてあの夜、キミを抱きしめながら思ってしまったんだろう。 あんなのは あんなものは、 俺のただの願望にすぎなかったのに。 どうして迷いなく信じてきてしまったのだろう。 うららは俺のモノじゃなかった。 うららは誰のモノでもない。 うららは俺のモノにはならない。 うららは……うらら自身のモノだ。