彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)


「おはよう、ございます」

「おはよ」


なんかちょっと照れる。
ただ挨拶するだけなのに。
それもテーブルの上に並んでたパンを見て一気に彼方に消し去った。


「うわぁ、おいしそう」

「お気に召しましたか?さっき買いに行ったらちょうど焼き上がりの時間でした」


あぁきっと主任が買った頃はほんとに焼きたてで、ほんのり温かだったはずなのに。


「あ、でも、冷めちゃいましたね」


申し訳なくそう言うと「大丈夫、ここの。冷めても美味いから。はい座って」と言って主任は椅子を引いてくれた。


主任の淹れてくれたミルクたっぷりのカフェオレと焼きたてブレッド。
はぁ贅沢な朝ごはんだなぁ。
朝からなんかすっごい幸せかも。そんな幸せを感じていた私に、


「モモ、今日行きたいところは?」

「いえ、あの。会いにくることばかり考えてて、全く……」


ここにくることを目標としていた私は他の事なんて全然考えてなくて。
いきたいところなんて、全くない。


「フッ 仕方ないですね。モモはそんなだし、今日は家でゆっくりしますか?」


だからっ、
そんなにしたのは、誰ですかっ