彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)

玄関に入ってすぐカバンをその場に下ろした主任は、靴も脱がないまま私を後ろから抱きしめてきた。


「途中で充電きれた……」

「あ、の」

「1ヶ月以上も会えないのとか無理」


だから、耳元で。ダメってば。


「あの、中に……」

「モモ、随分余裕だね?」

「へ?いえ、あのそういうわけじゃ……キャッ」

私は靴も脱げないまま、主任に姫抱きにされるとそのまま部屋に運ばれた。
落とされないようにしっかりと主任にしがみついて……

電気もついてない暗い部屋を主任は進んでいく。
はじめて入る部屋は間取りもわからないけど一番奥の部屋まできたみたい。

やっとおろされたのはやわらかいベッド。
そして私の靴をそっと脱がせるとそのまま足に?口付けた?


「ちょっと、主任っ、なにっしてるんですかっ」

「……主任って、誰?」


そう言った瞬間メガネをはずした主任。
普段気をつけてたのにすっかりパニクって主任って呼んじゃった。


「あ、ジュンさん…」

「……お仕置きですね」


そう言ってそれは嬉しそうに微笑んでベッドサイドにメガネを置いた。