朔也さんは、主任が離れたのを確認すると小さな声で私に話しかけてきた。
「桃華ちゃん。料理教室の事、内緒にしてて?」
「え?あ。はい」
「アイツ色々とほら、心配するしね」
色々と?
心配する?
何を?
「それと――――」
朔也さんの耳打ちしてくれた言葉に一気に顔に熱が上がり耳まできっと赤くなってる。
「あの、でもそういうんじゃ、たぶん、……はい」
しどろもどろにそう答えるのが精いっぱいで、
「まぁいいや、今日は気をつけてね。アイツは無理な運転しないと思うけど」
「はい、途中で休憩入れるようにしますし。明日もお休みらしいので遅くなっても……」
「どうせなら泊ってきちゃえば?」
またもや朔也さんは爆弾発言。
朔也さんてこんなに性格でしたっけ?
今度は答えられずにいると、
「モモ、」
入口から私を呼ぶ主任に朔也さんは驚いた顔で、それからニヤリとしてからかうように
「うわ。いつの間にお前、モモとか呼んでんの?」
「いいだろ、別に」
「あ、開きなおった」
そんな二人のやり取りにクスっと笑う私を見てから主任は朔也さんに
「朔也としゃべってたら、帰ってこれなくなるだろ?」
「そのほうが良かったりして……」
ちょ、朔也さんっ
なんて事言うんですかっ
「俺は、それならそれでも?」
「だって?桃華ちゃん」
ニコニコと笑う朔也さんも泊まってもいいみたいな発言をする主任も悪魔にしか見えません。
これ以上はもう心臓に悪いので、許してください。
「あの、…では早く行きましょう」
クックックっと笑う朔也さんと苦虫をつぶしたような顔の主任。
私は目の前の朔也さんに頭を下げて、出口で待っている主任に駆け寄った。
「じゃあな朔也」
「いってらっしゃ~い」
もう一度頭を下げてお店を出て主任の後について行った。
車に乗るとすぐに主任から今日のルートの説明。
それはもう業務連絡のようにスラスラと。
地図も上手に見れない私は、ともかく日本海側に向かうということだけしかわからなかった。
「桃華ちゃん。料理教室の事、内緒にしてて?」
「え?あ。はい」
「アイツ色々とほら、心配するしね」
色々と?
心配する?
何を?
「それと――――」
朔也さんの耳打ちしてくれた言葉に一気に顔に熱が上がり耳まできっと赤くなってる。
「あの、でもそういうんじゃ、たぶん、……はい」
しどろもどろにそう答えるのが精いっぱいで、
「まぁいいや、今日は気をつけてね。アイツは無理な運転しないと思うけど」
「はい、途中で休憩入れるようにしますし。明日もお休みらしいので遅くなっても……」
「どうせなら泊ってきちゃえば?」
またもや朔也さんは爆弾発言。
朔也さんてこんなに性格でしたっけ?
今度は答えられずにいると、
「モモ、」
入口から私を呼ぶ主任に朔也さんは驚いた顔で、それからニヤリとしてからかうように
「うわ。いつの間にお前、モモとか呼んでんの?」
「いいだろ、別に」
「あ、開きなおった」
そんな二人のやり取りにクスっと笑う私を見てから主任は朔也さんに
「朔也としゃべってたら、帰ってこれなくなるだろ?」
「そのほうが良かったりして……」
ちょ、朔也さんっ
なんて事言うんですかっ
「俺は、それならそれでも?」
「だって?桃華ちゃん」
ニコニコと笑う朔也さんも泊まってもいいみたいな発言をする主任も悪魔にしか見えません。
これ以上はもう心臓に悪いので、許してください。
「あの、…では早く行きましょう」
クックックっと笑う朔也さんと苦虫をつぶしたような顔の主任。
私は目の前の朔也さんに頭を下げて、出口で待っている主任に駆け寄った。
「じゃあな朔也」
「いってらっしゃ~い」
もう一度頭を下げてお店を出て主任の後について行った。
車に乗るとすぐに主任から今日のルートの説明。
それはもう業務連絡のようにスラスラと。
地図も上手に見れない私は、ともかく日本海側に向かうということだけしかわからなかった。

