そして、部活の納涼会の時に
あの子来れなかったね…って
もう1人の部員のことプリクラ撮って
今度は一緒に来てプリ撮ろうね
って話してたのに
その納涼会の次の日の夜…
電話がかかってきた。
クラス連絡網だった。
君が亡くなったって。
あんなに明るく帰ってくるって
言ってたのに
まさか帰ってこないなんて
想像してなくて
受け入れられなくて
部屋に籠るしかなかった。
通夜に出て、みんな泣いてるのに
私は1滴も涙なんて出なくて
明日とか明後日とかに
けろっと帰ってきそうで
13歳で、亡くなるなんて
嘘でしょ?夢でしょ?
みたいな非現実的で
受け入れられなかった。


