「でも!……ゆめちゃんクレープ好きでしょ?」


相澤さんは食い下がらない。


「クレープは好きだけど、あなたとは行こうと思わない。」


嘘、本当は行きたい。


行きたくてしょうがない。



だけど……行かない。



「なんで……?」


「友達なんていらない。ほしくない。
私は一人で生きていける……から。」


語尾が小さくなっていったのは自分でも感じた。


それが堪らなくなって、彼女に私の本心を見抜かれるんじゃないか、って怖くなって。


私は彼女の言葉を無視をして走った。


「ゆめ、お願いだから思い出して……」


彼女が呟いた言葉を知らずに……