「幹部になった隼人の側にいる女だって、私も知られる?」



匠はコクンと頷いた



「全国トップクラスの流れ星に喧嘩を売るような族は、そうはいない。…………でも、0でもない。」




匠が言いたい事が何となく解ってきた




「そして、どんな手を使ってでも流れ星を潰そうとする族も勿論存在するんだ。」



そうか、


そういう事だったのか







私は俯いて手を力一杯握りしめる