暫く黙ったまま手を引く澤田さんに着いて行くと途中の廊下で急に座り込んでしまった
「えっ?!澤田さん??大丈夫………?!」
焦った私は慌てて澤田さんに声を掛けると
「こ………怖かったぁぁ〜」
さっきまでの冷静に庇ってくれていた彼女とは打って変わって少し震えて半泣きになっている彼女に驚いた
「えっ?!」
「私………あんな風に仲裁入ったりするの初めてだったから…………でも、怖がったりを見せないで冷静に言えば何とかなるかなって………でも、やっぱ怖いね」
そういう彼女は何処か少女みたいで可愛いかった
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