トライアングル。





私の気持ちを察したのか、大地が頭を撫でてくれる


「千早ちゃん、大丈夫だよ。こんなに毎日一生懸命に練習してるんだもん。」



「う………うん。」



練習初日以来、私は誰とも馴染めないままでいる。





––––––まさか、これまでとはなぁ〜………


こんなにまで【姫】と言う存在が嫌われるのか

もはや私自身が悪いのか分からなくなってきて、ますますヘコむ