「どう…して?」 「【姫狩り】はそんな甘いもんじゃないよ。千早ちゃん自身が悪い訳じゃなくって、流れ星の姫と認められるには時間が掛かる。それに、球技大会は殆どが男女別々の競技でしょ?バスケももちろんの事…………競技中は俺たちが守る事が出来ないんだよ」 「大丈夫だよ。私そんな事で挫けたりしないから!」 「だから、そういう問題じゃないんだってば!!」 怒鳴る大地に一瞬空気が凍った ––––––どうして…………