『成宮君笑ってる〜』
『相変わらず格好良いなぁ〜』
『隣にいるのって彼女の太田さんだよね』
『相変わらず仲良いんだなぁ。羨ましい』
『何であんな女が成宮君の彼女なのよ』
『早く別れろって感じだよね』
『ほんと図々しい女だよ』
隼人の人気は校内でも指折りに入る為、私に対しては羨望の声と嫉妬の声が入り乱れる
「てめーら、うっせーぞ!ゴチャゴチャ影で言ってるなら今すぐこいつの目の前に出てきて言いたい事言いやがれ!!」
でも私がイジメに遭わないのは隼人がこうやって庇ってくれてるから、、、
隼人のせいで噂されて
それを隼人が庇ってくれる
矛盾してる様だけど
結局、私は隼人に守られてるんだよね
はぁ〜
そして、また去年と同じ様な学校生活が始まるんだと覚悟をして教室に足を運ぶことにした
