「モモちゃん!
守くんから連絡来るかな?」

また、いつものように語りかける。


「守くんから告白されないかなー?
そしたら、モモちゃんも喜んでくれるよね」

自分の言葉に照れくさくて
モモちゃんを両手で抱きしめた。



ピロン…


携帯がメッセージの着信を知らせる。




守くんかな?



ドキドキしながらメッセージ画面を開いた




「今から会える?」



守くんだ!



「会えるよ!どこにいるの?」
すぐにメッセージを返した。



「瞳の家の前の公園にいる」



「わかった、今行くね」
慌ててコートを羽織って玄関を開けた。