その目に囚われた私は なんだか急に恥ずかしくなって目を逸らした。 「汐梨、こっち向いて。 もっと可愛い汐梨の顔、見たい。」 なんでだろう。 秀明さんに言われると素直に言う事を聞いてしまう。 私はゆっくりと視線を秀明さんに向けた。 そして目が合った瞬間、 気付くより早く唇が重なっていた。 「んっ…!」 きつく抱き締められていて、 抵抗しようにも出来ない。 長いキスの後、やっと唇を離される。 お酒の匂いと甘いキスのせいで まるで酔ったように頭がぼーっとする。