ローマ字で『RUI』と
書かれたプレートの部屋の前。
ドアをノックする。
「はいはーい、
開いてるから入っていーよー!」
そう言われて、ガチャッとドアを開ける。
「お邪魔しまぁす…。」
部屋では大きめなテレビの前の
ソファーに座っている琉海君がいた。
「しおりん、こっちこっち!僕の隣来て!」
自分の隣をポンポンと叩いて
私を呼ぶ琉海君。
私は少し距離を開けて琉海君の隣に座った。
「そんな遠くじゃダメっ!もっとこっち!」
「わっ…!」
いきなりグイッと引き寄せられて、
びっくりして声をあげる私。
そんな私にお構いなく、琉海君は
ゲームのコントローラーを渡してくる。


