夕飯を食べ終わって食器を洗う。
皆は交代でお風呂に入るらしい。
私はお皿洗いが終わると一旦部屋に戻った。
「はぁー…なんか今日は余計に疲れた…。」
原因は勿論、智悠さん。
いつもは優しい王子様なのに、
さっきは意地悪な悪魔みたいだった。
「かっこよかったけど…。」
意地悪だけど王子様フェイスに変わりない。
言うならば、優しい白王子と意地悪黒王子。
とりあえず智悠さんとは極力、
二人きりにならないようにしよう。
あんな事がまたあったら心臓持たないよっ!
「ん━━━━!!」
今日あった事を吹き飛ばすように
枕に顔を押し付けて唸る。
するとコンコンとドアをノックする音がして
ドアを開けると、ピンクのパーカーを着た
琉海君がいた。


