そこへ支度が終わった蓮叶君が降りてきた。
「さっさと行くぞ。」
「あっ…ちょっと待って!
じゃあ、行ってきます。秀明さん。」
「はいはーい。きーつけてなー。」
秀明さんは煙草を口に加えながら、
手をひらひらと振っていた。
外に出ると蓮叶君が
ワゴン車の運転席に乗って煙草を吸っていた。
「おい、早く乗れ。」
なによ、偉そうにっ!
私は急いで助手席に乗った。
ドアを閉めた途端、走り出す車。
「お前んち、どこ?」
私が蓮叶君に道を伝えながら車は進んでく。
赤信号で止まると、蓮叶君をチラっと見る。
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