あぁ・・・。

これは、悪夢だ・・・。

「なぁ・・・。咲どっか寄り道しようぜ!」

さっきから横でしゃべってる葵君をどうにかして黙らせたい!

ていうか、夢ならマジで覚めて!!

「お前・・・。まぁた夢から覚めてとか子供みたいなこと思ってんだろ?」

「な・・・なぜわかっ・・・!ムグッ!」

いきなりアイスクリームを口に近づけてきた。

「やっと俺の方向いた!まぁこれども食べてろよ!」

もう・・・。いつの間にアイスなんて買って・・・。

でも、ちょっと嬉しいかも。

「ありがとう。」

その時、葵君も笑顔で笑い返してくれた。

ドキンッ



まただ。何なんだろう・・・?