翌日ー

「はぁ・・・。これがなければ今頃私は高校生活をエンジョイしてるはずだったのに・・・!」

そう呟き、私はおめかししてお見合い相手を待っていた。

ん?

そう言えば私お見合い相手誰か知らない・・・。

「お父さん写真とか持ってきてないの?」

「あぁ!それなら、ここにあるぞ!!」

お父さんは写真を取り出した。

その時私は驚いてしまった。

だって、すっっっごくイケメンだったからだ。

どうして私なんかと?・・・なんて思ってしまう程イケメン!

「失礼します。」

お見合い相手のご家族がやってきた。

すると、全員席に着くと辺りは静まり返った。

「え・・・ええっと・・。」

私は、必死に話題を作ろうとしたが初対面の人で何を話していいか分からなかった。