好きになっちゃダメな人。

嬉しい…。

いのっちは、こんなにがんばれ!って思ってくれてるんだ…。

好き、だなぁ…。

「こらっ!」

いのっちが軽いげんこつで私の頭を叩いてきた。

「これは生徒が見るもんじゃないの!」
「はぁ~い。ごめんなさぁい。」

でも、しっかり見ちゃったもんね~。

「華南」

急にいのっちが私の腕を引く。

「な、何…?」
何だか、いのっちの目が真っ直ぐで…。いつもと、違う…?
心臓がドキドキ鳴り始める。

「それ以上突っ立ってると、休み時間なしにすっからな~。」
「!?」

なんなのよ~、もう!!