ハルジオンが咲く頃に。【第2章まで更新中】



家の場所を聞くと、最近建ったばかりのセキュリティ万全の高級マンションだった。



まぁ…そんなとこに住んでんなら大丈夫か…。



あいつを送り届けた時




「お前、さっきのところ二度と来るなよ。」



と言っておいた。



あいつも結構びびってたしもう来ることはないだろう。



あいつと別れた後、『お兄ちゃん』とのたわいも無い話を聞こえてきた。



そうだ。



あいつはこんな世界知る必要ない。



これ以上、傷ついてはいけない。



幸いにもあいつは気づいてなかった。



それでいい。



それでいいんだ。