ハルジオンが咲く頃に。【第2章まで更新中】


ー翌日。




「…ッ!…!!!」





…ん?






「那月!!いつまで寝てるんだ!」





えッ!






目を開けるとそこには






「…お兄ちゃん…?」






そうか、私昨日引っ越したんだった。





引っ越して初めての夜だったのに、疲れていたのか、はたまたベットが気持ち良すぎたのかわからないけどよく寝た……





「よく寝てたな。でも、時間大丈夫なのか?」





兄に言われ、時計を見…






「!?!!! お兄ちゃん!なんで起こしてくれなかったの!?」





時計の針は8時10分を指していた。




始業時間まで後30分しかない。





でも昨日目覚ましを……



セットした記憶が無い…………。