「あ、あやめー。いこー」 「そうやね」 「またどうぞー」 バイバイと手を振ってくれたお姉さんは、最後まで綾芽を私のお母さんだと思っていたことだろう。 ふぃーっと安堵の溜息一発。 大きな仕事、やりきりましたぜ! ボス! ボス役には勝手に夏生さんを抜擢ばってきしておいた。 だって、知っている人の中で一番ボスっぽいんだもの。 隣から漂う冷気に屋敷に帰り着くまで堪えた私、偉かった!