雨降る日

何時間たったのか分からないが、周りを見回すと先生たちがいなくなっていた

きっとかなりの時間がったったのだろう

ガラス張りの部屋の中ではまだ医者や看護師の方が医療機器を操作したり、点滴を確認したりしていた

その行為を見ていると部屋の中から1人の医師が私の近くに来た

「桜木さんの御家族の方ですね、他の方は誰かこられますか」

そう優しく問いかけられた

「いえ」

とだけ答えた

先生は、私の目の高さまで腰を落とした

「今から少し酷な話をしなければなりませんが、1人で大丈夫ですか」

先生は心配そうにそう告げた

「はい」

私の口からは今は単語しか出てこない

「そうですか、ではお話しますのでこちらに来てください」

そう言われ、先生のあとをゆっくりとついて行った