今日もまた、職場は賑やかだ。
資料の枚数を、大袈裟に数える人。
キーボードのエンターキーを、むやみやたらに勢いよく叩く人。
または、マウスを何故かしら、机に叩きつけながら使用する人。
加えて、森緒ちゃんが角野先輩に、ちょっかいを出している。
こんな場所でも、難なく集中できてしまうというのだから、自分もようやく慣れたらしい。
しかし、ミスが少々あるのは、相変わらず。
また女性の上司の怒号が飛距離を増して、飛んでくるけれど。
それに対して自分は、全力で頭を下げる。
「ああっ、もう!何でこんな勢いでミスが出るの!ああ、仕様もないわ!」
「申し訳ありません。すぐに直します。以後、気を付けます。頑張ります…!」



