内実コンブリオ


何だ何だ、と近寄ると、また角野先輩だった。

休日にまで一体、何の用だろう。

というより、最近電話してくるの多くないか?!

しばらくの間、携帯とにらめっこをしていた。

携帯が電気の力で、力強く主張してきたため、諦めて電話に出て、洗濯機のもとへと向かう。



「…おはようございます」

『おっはよー。今日、よく晴れて、お出かけ日和や思わん?』

「…何が言いたいんでしょうか」

『もうっ、いけずやわー。昼飯、一緒に行かん?寂しいんやってー』

「でも、冷蔵庫が空っぽで、今日は買い物に行こうと思ってて」



朝から軽快な調子で飛び込んできた声に押され気味になりながら、洗濯機に顔を突っ込み、洗濯物を取り出す。

本音は、休日は買い物や部屋で、まったりとくつろいでいたかった。



『じゃあ、買いもんも付き合うから、昼飯一緒に行かん?』

「………あ」

『な、一緒に行かん?』

「…………はい」