それからも目で追うと、日直のときは真面目に綺麗に黒板を消し、日誌には丁寧に綺麗な文字で書き込まれている。


ある日思い切って休んだ日のノートを借りたら綺麗でとても見やすかった。

端には自分なりに要点もまとめられていて。

俺とは違って賢いんだと思った。


そんなふうに日々どんどん惹かれていき、何時でも目で追っていたら、何処にいても見つけらるようになった。

俺、結構重症だよな。