私の日常

「ありがとう。じゃあ、あとでね。」



「うん。おにぃちゃん、絢音大事にしてよね。」



「は?なんのことだよ。」



「なんでもない。じゃあね、ちょっと出かけてくる。」



那緒はそう言って部屋を出ていった。



クスクス



「絢音?どうした?」



「いや、那緒が言ってること間違ってるなぁって思って。」



「?」



「だって、仁坂私のこと大事にしてくれてるし。」



「そうだけど。絢音、いつになったら皐って呼び直してくれんの?」



「あー、まぁ。いつかね。」



その話するのか。



「ってか、外暗っ。もうそんな時間?」



時計を見たら20時くらいだった。



「お風呂入ってくるね?」



「うん。」



そんなこと言って、部屋を出ていった私はスマホにLINEが来てることが気づかなかった。



「凛飛か…。出ない方がいいんだよな。」